■コラム オーダーメイド枕の選び方3つのポイント その①

2017/08/24

こんにちは!院長の船渡川です。

皆さんの「そうだったのか!」を分かりやすく解説し、発信していくブログ・・・院長、船渡川が快眠・熟睡に役立つ様々なことを分かりやすくお届けしていきます。


【今回のテーマ】
『オーダーメイド枕の選び方3つのポイント その①』


以前購入した枕に不満があるあなた
オーダーメイド枕の購入を考えているあなた
肩こり、頭痛で悩んでいるあなた
不眠症でお困りのあなた



快適な眠りのためにもぜひ最後までお付き合いください。






テレビや本で「睡眠負債」という言葉を耳にする機会が増えましたが皆さんは聞いたことあるでしょうか。簡単にいうと、長年の睡眠不足が借金の様に体に蓄積されて、様々な病気のリスクが上がることを言います。最近、睡眠は食事と並び健康の基盤と認知されてきました。いくら運動、薬、サプリで健康に気を使っていても、睡眠不足では本末転倒と言うわけです。そうした中「良い寝具、自分に合った寝具で快眠を」ということが注目されてきています。中でも枕は関心が高く、2,3個もっているという方も結構いらっしゃいます。


そこで、


皆さんはどのように枕を選んでいるでしょうか?
正しい知識で枕を選んでいますか?
今お使いの枕は本当に大丈夫??
枕選びの大切なポイントは以下の3つ。(値段など経済的な条件は省いています)

・解剖学に基づく適切な高さ
・ある程度コシがあり、粒子状ではない素材
・寝返りを妨げない形


今回はこの中から【解剖学に基づく適切な高さ】についてお話していきます。


■購入するお店によって高さが違う!?
オーダーメイド枕は購入の時、頚椎の角度や肩幅に合わせて高さを決め“お客様だけに合わせた世界に一つだけの枕”を作ります。しっかり測ったのだから、これで快眠が約束されたも同然・・・


でもちょっと待ってください!

頚椎や肩幅に合わせるのだから、
どこのお店で作っても同じ高さの枕が出来るはず


と思っていませんか!?


スーツのオーダーメイドでは肩幅や袖をメジャーで採寸するので、どこで作っても同じサイズの物が出来ますが、しかし枕では同じことが当てはまりません。

なぜか?

理由は理論にあります。具体的には「頚椎が最もリラックスできる形」に各社独自の考えがあり、理想とする形が違えば(頚椎は自由に動くので)高さもおのずと変わってくるのです。A社の理論ではB社は間違った高さ、逆にB社の理論ではA社が間違っている。なのでA社で作った枕とB社で作った枕は全然違う高さになるというわけです。例えば「うちはダボっとしたスーツをお勧めします」といい、別の仕立て屋では「うちはジャストサイズのスーツをお勧めします」と同じことなんです。


■寝姿勢にS字カーブは大事なの?
非常に多い理論に「まっすぐ立った時、背骨は一番負担の少ない姿勢を取ります。このS字ラインを保つことが理想的な寝姿勢です」というのがあります。この理論、オーダーメイド枕においてある意味神話的になっていますので、聞いたことあるという方も多いと思います。

そもそも背骨のS字カーブとは上からの体重や二足歩行の衝撃を緩和するための仕組みです・・・・寝るときって上からの体重がかかったり、歩いたりしますか?背骨のS字カーブが楽なのは起きていることが大前提であり、寝姿勢にはそのまま当てはまりません。このようにまるで医学的であるかの様な説明には要注意です。





■本当に正しい高さとは
頚椎はだるま落としの様に七個重なっていますが(一部例外を除く)、ただ重なっているわけではありません。後方にある椎間関節(ついかんかんせつ)という関節で上下がつながっております。S字カーブでは頚椎は前方(喉側)に膨らむようにカーブしますが、関節は頚椎の後方(背中側)にあるので椎間関節は強くかみ合います。強くかみ合うことで頚椎はより安定します。しかし「関節が強くかみ合う」ということは「関節に負担をかける」と言い換えることが出来ます。

頚椎のS字カーブ=関節が強くかみ合う=関節の負担大↑↑

立ったり、歩いているときはS字カーブがより安定することにメリットがありますが、横になって寝ているときに関節に負担をかけてまで頚椎の安定を求める必要はありません。椎間関節にゆとりが出来る高さが、頚椎のS字カーブを強制しないベストな高さになります。頚椎周辺には関節のほかにも脊柱管、椎間孔、僧帽筋などありますがそれらにとってももっともリラックスできる高さが重要です。



■まとめ
医学的、科学的な様な説明には注意!!





最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。

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