■コラム 首の痛みと睡眠

2017/05/16

こんにちは!院長の船渡川です。

皆さんの「そうだったのか!」を分かりやすく解説し、発信していくブログ・・・院長、船渡川が快眠・熟睡に役立つ様々なことを分かりやすくお届けしていきます。


【今回のテーマ】
『首の痛みと睡眠』


以前購入した枕に不満があるあなた
オーダーメイド枕の購入を考えているあなた
肩こり、頭痛で悩んでいるあなた
不眠症でお困りのあなた



快適な眠りのためにもぜひ最後までお付き合いください。





オーダーメイド枕を購入するきっかけで最も多いのが『首や肩の痛み』です。実際に購入された方のお話を聞くと頚椎椎間板ヘルニア頚椎症肩こり、肩こりからくる頭痛などの理由がほとんどを占めています。その中で今回は『頚椎症(けいついしょう)』についてお話ししていきたいと思います。





■頚椎症とは
「頚椎症」と名前だけを見るとそんな大したことのない病気に聞こえますよね?
でも実際は結構怖いんです。
首は七個の骨と、椎間板というクッションが交互に重なっています。背中側には頭から出る神経の太い束があり、それが”さけるチーズ”のように腕、脇腹、脚などに枝分かれしながら腰まで伸びています。頚椎症とは骨の変形(トゲのような突起ができる)や椎間板の劣化(薄くなって、弾力がなくなる)が原因で神経を圧迫する病気です。症状は肩から指にかけて痛み、痺れ、マヒなど、酷くなると痛みで寝れないと泣きながら訴える方もいました。


■頚椎症の原因とは
老化によるものと外傷によるものとがあります。椎間板は常に外からの衝撃を吸収し骨にかかる力を分散するわけですが、生活、趣味、仕事を何十年と繰り返す中で古い座布団の様にヘタってきます。想像してみてください。新しくふかふかな座布団とぺったんこな座布団では脚の痛み方が全然違いますよね。

歳をとる⇒椎間板がヘタる⇒衝撃が増える⇒骨が傷む⇒神経を圧迫する⇒頚椎症





■頚椎症を悪化させる生活習慣
頚椎症とは若いころの生活習慣が老化によって現れる病気です。ここでは頚椎症になる前の方を対象にアドバイスいたします。

スマートフォン、本の見過ぎ ⇒ ストレートネックになり頚椎の負担が増える
運動不足 ⇒ 筋肉、骨が弱くなると頚椎の負担が増える
ご自分やカイロプラクティックなどで首をゴキッとやらない ⇒ 頚椎にピンポイントで負担をかけている
合わない枕 ⇒ 頚椎に毎日何時間も負担を与え続けることに(よくない枕の特徴は一番下を参照)

いかがでしょうか。このうち一つでも当てはまる方は将来頚椎症になる可能性が高いといえると思います。
すでに頚椎症と診断された患者さんは医師の指導に従ってください


■頚椎症の治療
まずは病院を受診しレントゲンやMRIで骨を診断してもらいましょう。治療は一般的に飲み薬、リハビリ(牽引、電気治療など)、注射、手術などです。これらを基本に鍼灸やマッサージを加えるとより効果的です。気を付けなければいけないのは民間療法で時々見る首を強く捻ったり引っ張ったりすることです。生活では天井を見る、うがいなど上を向く動きに注意が必要。

枕も非常に重要です。低すぎる枕枕なし形のついた枕(波型など)は頚椎をカーブさせてしまいます。カーブが出来てしまうと神経の太い束が通るトンネルや出口を狭める為、一晩中神経や頚椎にジャブのようにダメージを与える結果に。オーダーメイド枕では時々「理想の寝姿勢は頚椎のカーブに沿って」という説明を目にしますが、これは医学的(解剖学)には根拠がなく逆に頚椎に負担を与えることになりますので注意が必要です。

【よくない枕】
・波型やサイドが高い、凹凸など枕に形がついている
・ふわふわ、ふかふかで大きく沈み込む
・中身がよく動く(形が一定でない)
・古い(どんな素材でも5年ほどが寿命)



■まとめ
日頃の生活を見直し頚椎症を予防しよう





最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。


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