■コラム(再編集)『オーダーメイド枕の不都合な真実』

2020/12/21

皆さんこんにちは。頚椎メディカル枕開発者の船渡川です。
最近はテレビや雑誌など、いたるところで睡眠に関する特集を目にするようになりましたね。このブログではそんな睡眠に関することを、幅広く取り上げていきたいと思います。



本日のテーマは・・・
『オーダーメイド枕の不都合な真実』
と題してお届けいたします。

肩こり、頭痛で悩んでいるあなた
不眠症でお困りのあなた
いい枕が見つからないあなた
オーダーメイド枕の購入を検討しているあなた

無駄に散財しないためにもぜひ最後までお付き合いください。


■よく聞く “あの文句” 実は間違い!?
テレビやネット、オーダーメイド枕専門店で、こんな文句よく目にしませんか?

「人間の背骨は真っすぐ立ったとき、首部分(頚椎)がゆるやかなS字型を描きます。このカーブを就寝中もキープできるのが良い枕です」

一見とても説得力がありますが、本当にそうなんでしょうか。もう少し深く考察してみましょう。


■S字カーブとは... “仕事モード” !?
人間の頭はおおよそ、ボーリングの球と同じくらいの重さがあります。歩いたり、座ったり、斜めになったりすることで、背骨にかかる負担は数倍になります。S字カーブはそれらの負担を分散させるためのものです。さらに一つ一つの関節同士がしっかり噛み合うことで、構造をより強固にしています。つまりS字カーブとは、頚椎が “仕事モード” になって頑張っている姿なのです。

しかし、寝るとどうでしょう?図のように、頭の重みは首ではなく、枕にかかります。頭を支える必要がないと言うことは...睡眠中のS字カーブは、実は何の役割も果たしていなかったのです。これでは、仕事が無いのに残業しているようなもの(苦笑)。関節が噛み合い、筋肉が緊張するS字カーブを6~8時間続ければ、肩こりが増えて当然なわけです。



解剖学的にはS字カーブを緩めた方が、関節のかみ合わせが緩まり、神経の出口やトンネルにゆとりが生まれ、筋肉が適度に弛緩します。エビデンスに基づき、枕の高さを調節することがとても大切です。


■まとめ■
頚椎の”休息モード”はS字カーブじゃない

一覧に戻る

PAGE
TOP